1: ◆mZB81pkM/el0 (茨城県) [US] 2019/06/12(水) 16:11:37.58 ID:/peq86zs0 BE:844481327-PLT(12345)sssp://img.5ch.net/ico/monatya.gif
「トーンポリシング」
この言葉を聞いたことはありますか?直訳すると、トーン(話し方)+ポリシング(取り締まり)で、「話し方や言葉遣い、態度や感情を批判する」という意味になります。
横文字で少しカッコよく感じるかもしれませんが、議論の際に論点をずらす行為としてトーンポリシングは行われるため、良い意味では使われません。
例えば、痴漢被害にあった女性が「痴漢するオヤジ、ぶん殴りたい!」と怒っている場合に、「痴漢にあったことは可哀想だと思うけど、そんな汚い言葉を使うのはよくないよ」と「言葉」を取り上げて評することがトーンポリシングです。
日本ではあまり定着していませんが、これからの社会を考える上でとても重要な言葉のため、しっかりと把握しておく必要があります。
2016年2月、はてな匿名ダイヤリーへの投稿「保育園落ちた日本死ね!!!」という文章が話題になりました。
この投稿では、子供を保育園に預けることができず、働くことができない母親のストレートな感情が吐露されていました。
「保育園落ちた日本死ね!!!」
https://anond.hatelabo.jp/20160215171759この投稿は後に国会でも取り上げられ議論となり、また「『現代用語の基礎知識』選・2016ユーキャン新語・流行語大賞」でもトップ10入りを果たすなど社会に大きな影響を与えました。
同じく待機児童状態の家族や過去に同じ状況だった人たち、あるいは子育てしにくい環境に賛同する人たちから共感する意見が集まる一方、
「辛いのは分かるけど、『死ね』という言葉を使うのはよくない」「言葉が汚いから理解を得られないよ」と言った反論意見も多く集まりました。ここでの反論として出てきた「死ねは良くない」「言葉が汚い」という指摘は、トーンポリシングのよい例でしょう。
https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-889681.html
https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/011/201906/f3daa35412a4f0b0a83cd0017d525540.jpg
続きます
ネットの声
>>1続き
「待機児童問題」に関しては意見がほぼ割れなかったものの、言葉遣いをめぐって「それだけ辛かったんだよ」と許容する人と、「言葉が汚いからNG」とした人に分かれていったのです。
「保育園落ちた日本死ね!!!」は待機児童問題に関して一石を投じただけでなく、図らずも日本にあまり定着していないトーンポリシングを可視化させることにもなったのでした。
トーンポリシング最大の問題は「社会的に弱い立場の人、少数派の主張をないがしろにすること」にあります。
2017年6月、バリアフリー研究所代表の木島英登氏が格安航空会社バニラエアに車いすであることを理由に搭乗拒否されたことが騒動となりました。
その際も、「バリアフリーが進めばいいと思うけど、このやり方はよくない」というトーンポリシングを含んだ反論が出てきました。
また2018年7月には自民党の杉田水脈衆議院議員が月刊誌「新潮45」に書いた「LGBTは『生産性』がない」とした記事への抗議のため、5,000人が集まるデモ集会が行われました。
その際にも「主張は分かるがすぐに抗議するとLGBTの理解が得られない」などのトーンポリシングを含んだ意見が出てきました。
障がいのある人、セクシャルマイノリティーの人たちは制限されている権利や差別的な態度について冷静に主張しても、マジョリティー(多数派)には中々聞いてもらえない。
それが広く伝わるよう、声を大きくし、デモパレード、あるいは抗議活動を行う。
しかしそうすると「冷静になれよ」としたトーンポリシングが飛んでくる。
当事者からすると、「冷静になって話しても、聞いてくれるの?」とまた怒りが湧く。このようなサイクルになります。
まだ続きます
>>10続き
トーンポリシングを行う人たちは「主張は分かるけど」と前置きし、一見良き理解者で冷静なアドバイザー的な立場のごとく振る舞います。
それらは物事を俯瞰で見ている、中立で賢いイメージを抱くかもしれません。
しかし、「言葉が汚い」「冷静になった方がいい」と着地することで、マイノリティーの主張をずらし、無効化し、分断を加速させる原因となるのです。
ビジネス書や自己啓発本などを見ていると「人に伝わるよう、冷静にロジカル(論理的)に説明する」とした教えがよく書かれています。
もちろんビジネスにおいては「感情」ではなく、「論理」や「筋」が大事なのでこうした教えは大事でしょう。
しかしながら個人の権利の主張や差別構造の是正に対して、ビジネス書の「ビジネスマナー」的な対応をするとトーンポリシングになるということです。
SNS時代になり、個人が様々な主張を行い、それに対する共感・反発も容易になりました。
だからこそ、感情に流されて少数派の意見をないがしろにしてしまうトーンポリシングをしないよう、常に心がける必要があるでしょう。
おしまい
杉田はしっかり叩いてるの笑うw
滅茶苦茶長い記事だけど、「俺達が何を言っても叩くな」って言いたいだけなんだよなw
ラノベでももっと簡潔に書くぞ
当たり前だろ
それで批判したら琉球新報は二枚舌やわ
それ君らがいつもやってる事だよね?
二度と言葉狩りすんなよ
ネトウヨは高齢者ばかりと言ってるのもネットでパヨクデモは爺婆しかいないと言われてるから(笑)
初めて蓮舫代表と保育園視察行ってたんだよなw
本人の怒りはともかく持ち上げてる方にちょっと待てよと思うけど
だよなぁ
仮に「通った奴ら死ね」でも「園長死ね」でも「保育士死ね」でも反応は同じ
少数派の主張をないがしろにするのはやめろ
おもっくそ子供減ってるし学校のクラスも俺らの時の半分だよ
2.周囲にアピール
3.論点ずらし
・・・あっ!
引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1560323497/
コメント
保育園の関係者や行政の責任者相手に言っていたのなら、表現が乱暴でも批判と捉える人は多かったろう。関係ない人まで巻き込んで死ねと言えば、批判ではなくただの暴言だ。あの発言が、表現を理由に非難されたかのような印象操作こそ論点ずらしだ。
つまり蓮舫や辻元がいつもやっていることだね
ほんとにそう思ってんなら「女は産む機械」にせよ「LGBTの生産性」にせよ噛みつくのは間違いなんだわ。